美術家

ヨーロッパの町並みを描く児玉幸雄!作品世界など児玉幸雄の作品に迫る

・児玉幸雄とは?

児玉幸雄は大阪に生まれ関西の大学を卒業しています。渡米を重ね、洋画家として町頭や庶民の姿を多く描いている画家です。

油彩で街並みを描いた作品が有名で、異国の人々の生活感や街の賑わいをよく表しています。西欧の広場を描いた画家として広く作品が知られており、渡米した場所で様々な街の様子を作品に残しています。

児玉幸雄は昭和11年全関西洋画展に初入選を果たし、その後12年に第24回二科展「赤い背景の人形」で初入選を果たします。その後は二科展に連年入選するようになり、15年二科会から推薦され「戦線風景」を出品します。

・児玉幸雄の作品とは?

児玉幸雄は、初期では人形の作品や婦人像をたくさん描いていました。異国の生活感を描き出すようになったのは、渡米後です。渡米をした先で異国の人々の生活感や、活力みなぎる広場をモチーフとして描くようになりました。

児玉幸雄の作品として市場に出回っているものも、海外の風景作品が中心となっています。そのため児玉幸雄は、町並みを描いた作品を描く人として知れ渡るようになりました。

児玉幸雄の作品はパリの風景を描いていることが多く、ヨーロッパのおしゃれな建物がよく描かれています。ヨーロッパの風景を描く第一人者としても知られており、渡米をして作品を描くようになる画家を生み出した人とも言えます。

「ヨーロッパを描く」という水彩画集を出版しており、同時に水彩画展も開催しヨーロッパの風景作品を描く人として知られるようになりました。

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