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日本画家加山又造の作品とは?作風が変わっていく技術と向上心の高い日本画!

・加山又造とは?

加山又造は日本画家、版画家として活躍されました。伝統的な手法に加え、様々な手法を取り入れて独自の日本画を作り上げた人です。加山又造は試行錯誤を重ね、まるで別人が描いたと思えるほどに作風がどんどんと変わっていきます。

加山又造は97年文化功労賞を受賞し、2003年文化勲章を受賞します。その後はパリ・ロンドン・北京・上海など世界中で個展を開いていき、その実力を世界中に知らしめていきました。

・加山又造の作品とは?

代表作は「身延山久遠寺の天井画《墨龍》」です。迫力ある龍を水墨画で描いており、インパクトのある作品へと仕上げていきます。

加山又造は常に作品をよくしようと、新しい日本画を研究していました。今の作品、今まである作品に因われない発想から日本画とは思えないような作品を数多く生み出していきます。

はじめは風景画を描き、作風を変えながら水墨画を描くようになります。水墨画では、加山又造の描写力が発揮されており、見るものを惹きつける作品を作り上げていきます。

加山又造は何かに倣って作品を作っていくため、作風がどんどんと変わっていくのです。水墨画の後は裸婦にも挑戦するようになります。この時日本画で裸婦が描かれることはなく、第一人者となり人々を驚かせました。

時代が経つごとに違った絵を書き、作風も変わっているために作品をたどっていくとまるで別人が描いているかのような印象を受けます。様々な作品を楽しめるのが加山又造の魅力でもあります。

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