美術家

林喜市郎の作品は温かみがある!ふるさとを感じさせられる作品集とは?

林喜市郎は50歳を過ぎてから画家としてデビューした芸術家です。遅咲きでありながらも、数々の実績を残された今までにはいない画家です。作品は古民家を描いており、油絵で描かれた独特のタッチからは、ふるさとを感じさせる温かみがあります。

季節の移り変わりまで感じられる繊細なタッチが透明感のある作品へと仕上げています。1970年全国勤労者美術展都知事賞を受賞し、その後4回入選しています。

・歩き続けて描いた作品

日本の文化をいつまでも伝え続けるために、全国の民家を訪ね歩いては作品として書き留められています。体を張った画家としても、才能のある画家です。

自らが足を運んでその場所に行くことで、ただ民家の姿を描くだけではなく、実際の空気感を感じながら、ありのままの真実を絵に残すことに成功しています。

山梨県忍野村の風景や、林喜市郎自身のふるさとである千葉県の風景がたくさん描かれています。ふるさとの景色を残しておきたいという気持ちが感じられます。

今やマンションやビルへと建物が変わっていく中、昔ながらの古民家はなくなりつつあります。林喜市郎の作品には、大人になって今の時代に慣れた人たちがふるさとを思い出せるような、いつでも帰れる場所を作ってくれるような温かさを感じられます。

是非自分のふるさとの作品を購入してみてください。昔懐かしい姿や、自分は知らない時代のふるさとの姿を知れます。

民家を描く十二ヶ月という集大成の書籍を出されているので、まずこの書籍を通じて林喜市郎の作品にふれるところから始めるのもいいでしょう。

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