美術家

現代アートの巨匠横尾忠則さんと彼の作品について

現代アートを語る上で、横尾忠則さんを外すわけにはいかないでしょう。横尾忠則さんは、1936年に兵庫県西脇市に生まれました。3歳くらいの時に呉服商をしていた横尾家に養子にいったのですが、当時50歳を過ぎていた両親に対して愛情を感じるとともに、常に死を感じてしまう少年だったようです。幼少の頃から横尾忠則さんは、超常現象を頻繁に体験したため、死に対する憧れを早くから抱いていました。後年彼は、精神世界が、自分の与り知らないところで絵画と結びついていたという気づきにたどり着くのです。横尾忠則さんは、神戸新聞社でグラフィックデザイナーとして働きはじめましたが、1980年にニューヨーク近代美術館で開催されていた「ピカソ展」で衝撃を受け、画家宣言をします。その後横尾忠則さんは、絵画だけでなく、映画に出演したり、アルバムジャケットのデザインを手がけたり、雑誌の表紙を長年描いたりなど、あらゆる分野で、彼独特の世界を繰り広げていくのです。チャーミングな性格の横尾忠則さんは、分野を問わず、幅広い交友関係があり、例えば、三島由紀夫氏とも交流があり、神秘世界にも造詣が深い三島さんからも多くの影響を受けています。三島由紀夫さんが自決する3日前に、三島さんからインド行きの話を勧められており、後年、横尾忠則さんは篠山紀信さんとインド旅行に行っています。

横尾忠則さんの作品を購入したい!

現代アートで圧倒的な知名度と人気を誇る横尾忠則さんですから、作品を持っておきたいと思うのは当然でしょう。画廊などでも手に入りますが、公式サイトからも彼の作品を購入できるので、一度目を通しておくと良いでしょう。

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