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絹谷幸二のアフレスコ画作品とは?劇画調作品の魅力

・絹谷幸二とは?

絹谷幸二は、歴代最年少で画家の登竜門である安井賞受賞した画家です。エネルギーに満ち溢れた独自の画風を確立され、数多くの実績を残されている方です。絹谷幸二は小学1年生から油絵を習い始め、芸大へと進み、卒業後はイタリア留学し本格的に絵画を勉強されています。

大きな実績としては、1997年長野冬季オリンピックポスターの原画制作と、2008年渋谷駅壁面にパブリックアートを設置されました。

絹谷幸二はイタリア留学の際にフレスコ画の技法を研究し、今ではフレスコ画の技法に関する地方公演を行っているほどです。絹谷幸二はフレスコ画のことを、アフレスコ絵画と呼んでおり、アフレスコ画として定着しています。

絹谷幸二は、漫画にしか使っていなかった劇画を絵画に入れたことで、新しい絵画ジャンルを切り開いた人物です。絹谷幸二が世に知られるようになった作品は、「蒼の間際」卒業制作として作られたものですが、大橋賞を受賞しています。

寒色系の色彩を使い、エロティシズムを感じさせるような作品となっています。絹谷幸二の作品は劇画調であることから、一度見たら忘れられない衝撃的な作品です。絹谷幸二は奈良出身であることから、仏像や神像がモチーフとして描かれることが多いです。

仏像をメインに描いた仏像シリーズなど、絹谷幸二の作品テーマは多岐に渡ります。描いているものは様々でありながらも、描き方が統一されていることから世界観がよくわかります。一つ購入すれば、集めたくなってしまう中毒性も。

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