美術家

人々を魅了する藤田喬平の作品!ドリームボックスと呼ばれる多彩なガラス工芸品とは?

・藤田喬平とは?

藤田喬平は、ガラス工芸家として活躍された方です。日本のガラス工芸家とは一風違った多彩な作品を生み出されています。藤田喬平は、色ガラスと金箔とを混ぜた代表作である飾筥をきっかけとして、今までにない独自のガラス工芸を作り上げました。

・藤田喬平ガラス美術館

藤田喬平ガラス工芸作品は、今や松島で最も景色のいい美術館で楽しむことができます。代表作の飾筥はもちろんのこと、これまでの藤田喬平の様々な作品を展示しています。

・藤田喬平の作品とは?

通常ガラス工芸品といえば、透明なガラスに模様を描いているものがほとんどです。日本のガラス工芸品では、シンプルなものを制作していることが多いです。

藤田喬平はイタリアで学んだ色ガラスの技術を使うことで、今までの日本のガラス工芸品とは一風変わった作品を生み出しました。

作品の特徴の一つにはフッ化水素の薬品を使って、すりガラス調に仕上げている作品や、金箔やプラスチック箔を閉じ込めて作っている作品などがあります。

代表作である飾筥にもすりガラスの技法が使われており、目で見るとすりガラス調のデザインが楽しめます。金箔やプラスチック箔を閉じ込めて作っているのが、「紅白梅」「朱雀」「紅葉」という作品です。

作品には様々な技法が使われており、それらを駆使することで作品ごとに違った表現がされています。

飾筥はドリームボックスとして、シリーズ化されています。見る者を虜にする工芸作品です。

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